

ブリーダーの選定
猫を迎えるにあたっての第一歩、ブリーダーの選定について当社は以下の基準を設け、基準を満たしたブリーダーとのみ取引させて頂いております。
・遺伝病や感染病防止への衛生対策
・ワクチンの適切な接種
・猫の社会化期(※)に対する有知識とケア体制
新規ブリーダーと取引を開始する際は、ブリーダーとしての業界における評価に加えて現地の視察、面会を必ず実施。乱繁殖を行わず計画性のある繁殖飼育環境であること、ブリーダー自身が信頼できる人物であることを確認した上で取引を行っています。
※生後3~9週までの社会性を身につけるために重要とされる期間のこと


猫との面会
当社では健康状態が良好な猫のみを迎え入れております。そのため猫との面会の際は、獣医師と確認を取り合いながら、猫管理担当者が現地に足を運びます。ブリーダーへのヒアリングに加えて猫の身体チェックをくまなく行い、時間をかけて慎重に選定します。


ウイルス検査・健康診断
迎え入れたら他の猫と接触させる前に必ず「猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症/FPLV)」の検査を行っています。パルボウイルスは感染力が強く、致死率が高いため事前の検査が不可欠です。あわせて獣医師による健康診断を行っており、病気の早期発見・早期治療に努めています。
パルボウイルス検査が陰性であり、健康状態が万全であると確認された猫のみが他の猫との接触を可能としています。


待機部屋
数々の厳しい健康基準をクリアした猫たちですが、迎え入れ後すぐに店舗へ配属となるわけではありません。まずは子猫専用の飼育施設にて、2回のワクチン接種を実施します。
その後、ワクチン効果を確認するため、抗体価検査を実施します。
低抗体の猫は万が一感染してしまった場合でも発症を防げるよう、追加でワクチンを接種し再検査を行います。
また、獣医師による週1回の定期検診を実施し、飼育担当者が健康状態を日々チェックしています。


デビュー
ワクチンによる抗体が確認され、健康状態に問題がないと判断されたら店舗デビューとなります。デビュー後は先輩の猫たちとスムーズに馴染めるよう、店舗スタッフがサポート。中には環境が変わることではしゃぎすぎてしまう子や、怖がってしまう子もいるため、注意深く見守りながら適宜それぞれの猫の特徴に合わせたフォローをおこなっています。

